英会話はネイティブから学ぶべきか?日本人講師から学ぶべきか? パート2:中級・上級レベルの学習者について
こんにちは!いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
今回は前回の記事【英会話はネイティブから学ぶべきか?日本人講師から学ぶべきか? パート1:初級レベルの学習者について】の続きで、
【英会話はネイティブから学ぶべきか?日本人講師から学ぶべきか? パート2:中級・上級レベルの学習者について】
です
まず僕の結論を言うと、
全ての英会話レッスンのうち、70%程度はネイティブにすべき
だと考えます
以下がその結論に至った理由です
英検準2~2級までくると、生活に必要な単語の7~8割を学習していることになるでしょう
そうなると、次は新しい単語を覚えるよりも、これまでに学んだ英語を実際に使う練習に時間を費やす必要がでてきます
つまり、実際のコミュニケーションにより、会話力を飛躍的に伸ばしていける時期だと思います
学習した単語をPassive vocabulary からActive vocabularyにしていく作業に力を注ぐべき時期とも言えます
(Passive vocabulary / Active vocabularyに関してはまた今度)
なぜ100%ではなく70%なのか?
中級レベルではまだまだケアレスミスやより複雑な構文を使うことが難しいと思います
そのときに、ネイティブよりも日本人講師のほうがミスを的確に直してくれると思います
また、日本人講師は、中級レベルの人がどのようなことで躓くかを把握しているので、より学習者目線でアドバイスをくれることでしょう
以上のことから、英会話レッスンのすべてをネイティブにするのではなく、日本人講師の割合を少し残すことが中級レベルの方には良いと思います
上級レベルは100%ネイティブのレッスンで良いか?
上級レベルについては、95%ネイティブのレッスンで良いと思います
それは、中級レベル以上に「英語学習に慣れている」ことが一つの理由です
言葉を変えると、「英語学習で躓いた時に、それを自力で解決できる力がある」ということです
例えば、上級レベルの人はすでに文法は把握しています。したがって、難しいと感じるのは「知らない語彙に出くわした時」、「自分の処理能力以上の複雑な英文に出くわした時」でしょう
しかし、これらは辞書を調べたり、英文解釈を行うことにより自力で解決することができます
そういうことからも、英会話を学ぶという観点で見れば、日本人講師よりもネイティブ講師とより多くの実践を行うのが良いと考えます
残りの5%は何か
英会話を習うというのは、英語を習うという意味ではないときがあります
例えば、英語は上手だけどうまくコミュニケーションが取れない方もいます
そうしたとき、英語でのコミュニケーションの仕方についてアドバイスをもらえる人を見つけておくことが大切です
このような英語そのものの問題ではなく、コミュニケーションや文化的背景に関することを教えてくれる日本人講師がいれば、その人にアドバイスをもらえる環境を持っておくことが重要だと思います
いかがでしたでしょうか?
レベル別で誰から英会話を習うのが良いか、僕の考えを述べさせていただきました
自分が英会話を始めた時には初級者(英検3級)だったのですが、そのときにネイティブからしか教わらなかったので、日本人講師から教わっていたらもっと早くブレイクスルーがきていたのかなぁと今になって思います
皆さんも自分のレベルにあったやり方で、ネイティブ講師と日本人講師を使い分けてみてはいかがでしょうか?