【フランス語】中級レベル以上にオススメの単語帳 その２

こんにちは！

いつもブログを読んでいただきありがとうございます！

今回は前回に引き続き、

中級レベル以上にオススメの単語帳

について書いていきたいと思います！

なぜオススメするのかはそのあとに書いていきますね！

【オススメ単語帳その２】

中級者のための　フランス語語彙力アップ１５００題（白水社）　

中級者のためのフランス語語彙力アップ1500題 [ 田中　幸子 ] 価格：2640円（税込、送料無料) (2020/3/7時点) 楽天で購入

オススメする理由は？

本書についての主な特徴は以下の３点です

１．語彙力アップにつながる４つの観点

２．豊富な練習問題

３．章と章の間にあるコラム

１．語彙力アップにつながる４つの観点

本書は４章構成になっており、それぞれの章で取り上げられているは以下の４つになります

１．接頭辞・接尾時から語彙をひろげる

２．意味から語彙をひろげる

３．語源から語彙をひろげる

４．基本動詞から語彙をひろげる

第１章は「形からひろげる」と題しており、接頭辞・接尾辞から語彙力アップを狙う章となっています

左側のページには接頭辞・接尾辞に関する情報と、それを使う単語やその反意語などが細かくまとめられています

たとえば、「否定」「反対」表す接頭辞の一覧とその例となる単語が左側に載っています

a-, an- 欠如、否定

anormal 異常な  anonyme 匿名の  

という具合です

それぞれの接頭辞・接尾辞のもつ意味がわかると単語の意味が格段に覚えやすくなりますね

２．豊富な練習問題

単語帳の紹介といって言いましたが、この本のタイトルをみてわかる通り、この本は「問題集」としても作られています

左側のページで学習したことを、右側のページにある練習問題を通して確認することで、語彙力の強化につなげている点がとても素晴らしいと思いました

設問の形式も何通りもあり、例えば反意語を答えさせる問題もあれば、フランス語検定準１・１級でも出てくるnominalisation(名詞化）の問題もあります

１級を持っている自分でも、この本から新たに学ぶ単語が本当にたくさんありました

特に「第３章：語源からひろげる」で扱われている「日常的に使われるラテン語」や「新しく生まれて流通する言葉」などは個人的にもっとも感銘を受け、今後のフランス語の語彙を強化するうえで必要だと思いました

３．章と章の間にあるコラム

各章の間にはコラムがあります

それぞれ違った観点から書かれたコラムなので、「なるほど」と思わされるものでした

是非、皆さんにも手に取って読んでもらいたいなと思いますのでここでは何も触れないでおきますね

最後に、

こちらの本には音声がついておりません

単語帳として使うことを考えれば、音声があればなおよかったのですが、それでもこの本が語彙力をあげるための有効な手段となってくれることは間違いありません

フランス語の日常会話以上のレベル、例えば新聞やニュース、もしくは専門書などを読みたい・理解したいという方に特におすすめの１冊となっています

いかがでしたでしょうか？

前回と今回の２回で、フランス語の中級レベル以上にお勧めの単語帳を２冊紹介させていただきました

語彙力を上げたいと思われる方は、一度手に取ってみることをおススメします

もし、これらの２冊を使っている方、使ってみたよという方は、ぜひコメントで感想を教えてくださいね♪